FF14のキーマウ勢に長年愛されてきた多ボタンマウス、Logicool G600t(G600)。
サイド12ボタンだけでなく、薬指で押せるGシフトボタンまで備えた独特のマウスでした。
ところが現在は新品を普通に購入することが難しく、
「G600が壊れたら次は何を使えばいいの?」
という、いわゆる「G600難民」にとって困った状況になっています。
そこでこの記事では、現在購入できる多ボタンマウスの中からG600の代替候補4機種を比較します。
ただし、単純なスペック比較だけではありません。
今回かなり重視したのが、
「今日G600が壊れた。新しいマウスに交換して、今夜の固定活動にどれなら一番すんなり参加できそうか?」
ということ。
G600を何年も使ったFF14プレイヤーにとって重要なのは、ボタン数だけではなく、身体に染みついた操作をどれだけ壊さずに済むかだからです。
まずは結論からいきます。
【30秒で結論】G600の代替マウスはどれ?
| G600で重視していたこと | おすすめ |
|---|---|
| 薬指+12ボタンの操作をなるべく変えたくない | 🥇 Razer Naga V3 Pro |
| 今夜固定があるくらい移行時の違和感を減らしたい | 🥇 Razer Naga V3 Pro |
| G600のどっしりした重量感が好き | CORSAIR SCIMITAR |
| Gシフトはほとんど使っていなかった | Razer Naga V2 HyperSpeed |
| G600の重さが一番の不満だった | SteelSeries Aerox 9 Wireless |
| G600の内部ウェイトを1枚抜いて使っていた | Naga V3 Proは特に要チェック |
迷ったら、まずNaga V3 Pro
2026年現在、G600からの乗り換え先として最初に確認したいのはRazer Naga V3 Proです。
理由は単純に「一番高性能だから」ではありません。
サイド12ボタン+薬指側ボタン+Hypershiftという組み合わせによって、G600で使っていた「薬指+親指」の操作を比較的維持しやすいからです。
さらに重量は約117g。
標準状態のG600より軽い一方、内部ウェイトを1枚外したG600の重量にかなり近いのも面白いところ。
「今日G600が壊れた。でも今夜固定がある」
そんな状況なら、まずNaga V3 Proを候補にします。
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※価格・在庫・ポイント・販売元は変動します。最新情報はAmazonの商品ページで確認してください。
もちろん、全員にNaga V3 Proが正解というわけではありません。
ここからは、なぜG600の代替がこんなに難しいのか、重量や操作感まで含めて詳しく比較していきます。
そもそも、なぜG600の代替マウス探しは難しい?
「12ボタンのマウスなら他にもあるじゃん」
G600を使ったことがない人なら、そう思うかもしれません。
確かに、
- Razer Nagaシリーズ
- CORSAIR SCIMITARシリーズ
- SteelSeries Aerox 9
など、現在でもサイドに多数のボタンを搭載したマウスは存在します。
でもG600の特徴は、サイド12ボタンだけではありません。
最大の問題はここです。
G600最大の特徴「Gシフト」
G600には通常の左クリック・右クリックに加えて、右側に薬指で押せる第3のメインボタンがあります。
ここへ割り当てられる代表的な機能がGシフト。
Gシフトを押している間だけ、各ボタンへ別の機能を割り当てられます。
たとえばサイド12ボタンを、
- 通常時:1~12
- Gシフト中:Ctrl+1~12
のように切り替えることができます。
つまり、
薬指を押しながら親指を動かすだけで、さらに大量のスキルへアクセスできる。
これがFF14と非常に相性が良かったんです。
FF14では「薬指+親指」が身体に染みついてしまう
G600を長期間使っていると、単に便利なだけでは済まなくなります。
零式や絶で、
「次はCtrl+5だから、Ctrlを押してから5を……」
なんて考えながら戦っている人はほとんどいないでしょう。
敵の詠唱を見た瞬間、
指が勝手に動きます。
これがいわゆる筋肉の記憶、マッスルメモリーです。
G600から別のマウスへ乗り換えると、
「ボタンが1個足りない」
という単純な問題ではなく、何年もかけて身体に覚え込ませた操作方法そのものを再構築する必要が出てきます。
だからG600ユーザーにとって、
「サイド12ボタンあります!」
だけでは十分な代替にならない場合があります。
実は重要。G600の「重さ」も操作感の一部
G600について語るとき、Gシフトばかり注目されます。
でも長年使っていた人ほど無視できないのが、重量です。
G600は現在のゲーミングマウスと比べるとかなり重い部類。
一般的な実測では約130g台とされ、約133g前後を目安として語られることが多いマウスです。
最近の軽量ゲーミングマウスに慣れている人が持つと、
「重っ!」
となるでしょう。
でも何年もG600を使っていると、その重さまで操作感の一部になります。
逆に、
「G600は最高なんだけど、重いのだけは嫌だった」
というユーザーもいました。
そこで一部のG600ユーザーが行っていたのが、内部に入っている金属ウェイトの取り外しです。
※本体の分解を伴う改造です。故障や保証などの問題につながる可能性があるため、この記事では改造を推奨しているわけではありません。
G600と代替マウスの重量を比較
| マウス・状態 | 重量の目安 | G600ユーザーから見た感覚 |
|---|---|---|
| G600 標準状態 | 約130g台(約133g前後が目安) | 基準。かなり重量級 |
| G600 ウェイト1枚抜き | 約119~120g前後 | 標準より軽い |
| Razer Naga V3 Pro | 約117g | ウェイト1枚抜きG600にかなり近い |
| G600 ウェイト2枚抜き | 約105~107g前後 | かなり軽量化 |
| SteelSeries Aerox 9 Wireless | 約89g | G600からはかなり大きな変化 |
※G600およびウェイト取り外し後の重量は、モデル・個体・測定条件などによって差があるため目安です。
「Naga V3 ProはG600より軽い」だけではない
標準G600を約133gとして比較すると、Naga V3 Proの約117gは約16g軽いことになります。
ところが、G600の内部ウェイトを1枚取り外していた人の場合は話が変わります。
1枚抜きG600は約119~120g前後が目安。
Naga V3 Proは約117gなので、重量差はわずか数g程度。
つまり、
「昔G600が重かったからウェイトを1枚抜いて使っていた」
という人の場合、Naga V3 Proは薬指側ボタンだけでなく、重量まで自分のG600にかなり近い可能性があります。
これはスペック表だけを見ていると見落としやすいポイントです。
G600の代替候補4機種を比較
| マウス | サイド12ボタン | 薬指操作との相性 | 重量の特徴 | 向いているG600ユーザー |
|---|---|---|---|---|
| Razer Naga V3 Pro | ○ | ◎ | 約117g | Gシフトを多用していた |
| CORSAIR SCIMITAR | ○ | △ | 比較的重量感あり | G600のどっしり感が好き |
| Naga V2 HyperSpeed | ○ | △ | G600より軽い | Gシフトをあまり使わない |
| Aerox 9 Wireless | ○ | △ | 約89g | G600の重さが嫌だった |
① Razer Naga V3 Pro|G600からの本命候補
G600難民が2026年現在、まず確認しておきたいのがRazer Naga V3 Proです。
最大23個のプログラム可能なボタンを備え、用途に合わせて12ボタン・6ボタン・2ボタンのサイドプレートを交換できます。
FF14でG600の代替として使うなら、もちろん12ボタンプレートが中心になるでしょう。
しかしG600ユーザーにとって本当に重要なのは、そこではありません。
薬指側にボタンがある
Naga V3 Proには薬指側で操作できるボタンがあります。
さらにRazerには、押している間だけ各ボタンを別の機能へ切り替えられるRazer Hypershiftがあります。
そのため、
G600
→ 薬指Gシフト+サイド12ボタン
Naga V3 Pro
→ 薬指側ボタン+Hypershift+サイド12ボタン
という、似た操作環境を作ることができます。
もちろん形状・ボタン位置・押し心地までG600と完全に同じではありません。
でも、
「G600で覚えた薬指+親指という操作そのものを残したい」
なら非常に有力です。
Naga V3 Proのメリット
- サイド12ボタンを利用できる
- 薬指側ボタンを使える
- HypershiftでGシフトに近い運用ができる
- 約117gでウェイト1枚抜きG600に近い
- ワイヤレス・Bluetooth・有線に対応
- サイドプレートを用途によって交換できる
- オンボードプロファイルを利用できる
- チルトホイールも利用できる
Naga V3 Proのデメリット・注意点
- G600とは本体形状が違う
- サイドボタンの位置や感触も違う
- 標準G600からは約16g軽くなる
- 価格帯はかなり高め
- サイドプレート交換式なので固定式G600とは構造が異なる
買った瞬間から100%G600と同じ感覚を期待するのではなく、
現在のマウスの中で、G600ユーザーが操作体系を移植しやすい候補
と考えるのがよいでしょう。
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Naga V3 ProとG600の違いをもっと詳しく知りたい人はこちら。
→ Razer Naga V3 ProはG600の代替になる?FF14で使うなら本命か徹底比較
「今日G600が壊れて、今夜固定」ならどれ?
スペック比較以上に重要だと思っている基準があります。
それが、
「今日G600が壊れたとして、新しいマウスで今夜の固定活動へ参加できるか?」
です。
FF14の高難易度コンテンツで、固定活動当日にスキル配置を全部作り直すのは避けたいところ。
必要なのは最新スペックではなく、
今まで身体に覚えさせた操作を、どれだけそのまま持っていけるか。
その観点では今回の4機種の中ならNaga V3 Proが一歩リードします。
- 親指で12ボタン
- 薬指側にも入力
- Hypershiftで第二レイヤー
- 極端な超軽量ではない
というG600から引き継げる要素が多いからです。
もちろん固定前には木人などで一度操作確認しておきましょう。
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② CORSAIR SCIMITAR|G600の重量感が好きな人に
G600の「あのどっしりした重量感」が好きだった人なら、CORSAIR SCIMITARシリーズも候補です。
SCIMITARの特徴は、12個のサイドボタンをまとめて前後へ調整できるKey Slider。
手の大きさや持ち方に合わせて、親指が自然に届く位置へ調整できます。
SCIMITARが向いている人
- G600の重量感が好きだった
- 親指12ボタンを重視している
- サイドボタンの位置を自分の手に合わせたい
- Gシフトはそれほど使っていなかった
逆に、薬指Gシフトをガッツリ使っていた人ならNaga V3 Proの方が移行しやすい可能性があります。
ワイヤレス派
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G600と同じく有線でもOKなら
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③ Naga V2 HyperSpeed|Gシフトをあまり使わなかった人に
G600ユーザーだからといって、全員がGシフトを使い倒していたわけではありません。
もし、
「薬指ボタン?そういえばあんまり使ってなかったな……」
というタイプなら、Naga V2 HyperSpeedも十分候補になります。
サイドに12ボタンを備えているので、親指へスキルを大量に割り当てる使い方は可能。
さらにワイヤレスなので、G600のケーブルから解放されるメリットもあります。
Naga V2 HyperSpeedが向いている人
- G600では主に12サイドボタンを使っていた
- 薬指Gシフトへの依存度が低い
- ワイヤレス化したい
- Naga V3 Proまでは必要ない
逆に、
「Gシフトがなくなったらホットバー構成そのものが崩壊する」
という人は、Naga V3 Proを先に検討した方がいいでしょう。
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④ Aerox 9 Wireless|G600の重さが嫌だった人に
SteelSeries Aerox 9 Wirelessの魅力は明確です。
約89g。
標準G600を約133g前後と考えると、約44gも軽くなります。
これはもう、
「ちょっと軽くなった」
という差ではありません。
そのため、
「G600と同じ操作感を可能な限り維持したい」
という人には最優先でおすすめしません。
でも、
「G600の多ボタンは好き。でもあの重さだけは最後まで好きになれなかった」
という人にはかなり面白い選択肢です。
G600を再現するのではなく、
G600で感じていた不満を解消する方向へ進む乗り換え
と考えると分かりやすいでしょう。
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4機種のメリット・デメリットを整理
| 製品 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| Naga V3 Pro | G600の薬指+親指操作を再現しやすい | 高価・形状はG600と異なる |
| SCIMITAR | 重量感・調整可能な12ボタン | Gシフト操作の再現性は低い |
| Naga V2 HyperSpeed | 12ボタン+ワイヤレス | 薬指Gシフト派には物足りない |
| Aerox 9 Wireless | 大幅に軽量 | G600から操作感が大きく変わる |
重要なのは、
「どれが一番優れたマウスか?」
ではなく、
「自分はG600の何が好きだったのか?」
で選ぶことです。
それでもGシフトが足りないなら「足」を使う方法もある
どうしてもG600と同じだけの操作をマウスだけで再現できない場合は、
足へ仕事を分担する
という方法もあります。
たとえばCtrl・Shift・Altなどの修飾キーをフットスイッチへ割り当てます。
すると、
足でCtrl+親指でサイドボタン
といった操作も可能になります。
G600のGシフトと同じではありませんが、左手の小指へ集中していた仕事を分散できます。
まずは1キーだけ試したいなら
サンワダイレクトの1キーフットペダルなら、CtrlやShiftを1つだけ足へ逃がす用途に使えます。


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