FF14で使える便利なマクロを、用途別にまとめました。
挨拶やフォーカスターゲットのように気軽に使いやすいものから、ヒーラー向けの設置系マクロ、固定活動で使える蘇生優先順位マクロ、絶・零式で使うことがあるレンジ・キャスターLBの小技まで紹介します。
ただし、戦闘用マクロには大きな注意点があります。
⚠ 戦闘マクロを使う前に必ず知っておきたいこと
FF14のマクロは、通常のアクションと同じ感覚では使えません。
特に重要なのが、
マクロでは通常アクションのような先行入力ができない
という点です。
そのため、タイミングによっては
「ボタンを押したのにアクションが発動しなかった」
ということが起こり得ます。
特に、
- 挑発
- シャーク
- 無敵技
- 蘇生
- インタージェクトなどの妨害アクション
- 高難度で決められたタイミングに使うアクション
などは、不発したときにPT全体へ大きな影響が出る場合があります。
「マクロで実行できる」ことと「マクロ化した方がいい」ことは別です。
確実な発動を優先したい場面では、通常アクションを直接使用する方が安全です。
30秒で結論|マクロ化しやすいもの・慎重にしたいもの
| 種類 | 例 | 扱い |
|---|---|---|
| 挨拶・定型文 | よろしく、お疲れさまなど | 🟢 使いやすい |
| ターゲット操作 | フォーカスターゲットなど | 🟢 使いやすい |
| 設置系補助 | gtoff | 🟡 操作確認して使用 |
| マウスオーバー | <mo> | 🟡 特性を理解して使用 |
| 蘇生優先順位 | <2>~<8>を指定 | 🟡 固定などで便利 |
| レンジ・キャスLB | 向き・位置の補助 | 🟡 絶・零式向け小技 |
| 挑発・シャーク | タンクスイッチ | 🔴 不発に注意 |
| 無敵技 | インビンなど | 🔴 確実性優先 |
| 妨害アクション | インタージェクトなど | 🔴 確実性優先 |
まずは挨拶・定型文・ターゲット操作など、不発しても戦闘結果に直結しにくいものから使うのがおすすめです。
FF14マクロの基本的な作り方
メインコマンドから、
システムメニュー → マクロ管理
を開き、好きなスロットへコマンドを入力します。
作成したマクロはホットバーへ登録できます。
マクロのアイコンをアクションと同じにする
/micon アクション名
たとえば、
/micon 挑発
と指定できます。
/miconはマクロのアイコン表示を指定するコマンドで、対応するアクションを指定した場合はアイコンやリキャスト情報などを表示できます。公式のPatch 7.55データベースでも現行コマンドとして確認できます。
挨拶・定型文マクロ
戦闘アクションを実行するマクロとは違い、定型文マクロは比較的気軽に使えます。
よろしくお願いします
/p よろしくお願いします!
お疲れさまでした
/p お疲れさまでした!
テレポのお礼
/p テレポありがとうございました!
ほかにも、
/p 初見です。よろしくお願いします!
/p タンク練習中です。よろしくお願いします!
/p ヒーラー練習中です。よろしくお願いします!
など、よく使う文章を登録しておくと入力の手間を減らせます。
ゲームパッド中心で遊んでいてチャット入力がしづらい場合にも便利です。
フォーカスターゲットを設定するマクロ
現在ターゲットしている対象をフォーカスターゲットにする場合は、
/focustarget <t>
と入力します。
公式データベースでも、/focustarget <t>は選択中の対象をフォーカスターゲットに設定する実行例として掲載されています。
ボスをフォーカスターゲットしておけば、別の対象を選択している最中でもボスの詠唱やHPを確認しやすくなります。
高難度コンテンツでも使いやすい操作補助の一つです。
<mo>を使ったマウスオーバーマクロ
<mo>を利用すると、マウスカーソルを重ねている対象にアクションを実行できます。
たとえば、
/ac ケアル <mo>
のように使用します。
ターゲットそのものを切り替えずに回復できるため、キーボード&マウス操作では使いやすい場面があります。
ただし、戦闘アクションをマクロ経由で実行する点は変わりません。
<mo>だから必須というわけではない
マウスオーバー操作は便利ですが、通常アクションとマクロでは入力特性が異なります。
そのため、
単体ヒールを何でもマクロ化するのではなく、操作性と確実性を比較して必要なものだけ使う
という考え方がおすすめです。
設置系アクションに便利なgtoff
グラウンドターゲットで設置場所を指定するアクションでは、gtoffを使う方法があります。
例:
/ac アサイラム gtoff
gtoffを指定すると、グラウンドターゲットモードをスキップしてアクションを直接実行できます。
設置位置はその時点のカーソル位置によって決まるため、グラウンドターゲットをクリックして確定する操作を減らせます。
公式の/action仕様にもgtoffが用意されています。
高難度で初めて使用するのではなく、事前に自分のカーソル位置や操作感を確認しておくと安全です。
挑発マクロ|便利でも不発には要注意
挑発したことをPTへ知らせる形として、次のようなマクロがあります。
/micon 挑発
/ac 挑発 <t>
/wait 1
/p <t>を挑発しました <se.7>
タンクスイッチ時に誰が挑発したか分かりやすくなるメリットがあります。
ただし、ここは特に注意が必要です。
⚠ 挑発はPTの存続に関わる
挑発はタンクスイッチなどで使用する重要なアクションです。
絶・零式などでは、挑発が不発になることがそのままワイプにつながる場面もあります。
通知が便利だからという理由だけで、挑発そのものまでマクロ化する必要はありません。
確実な発動を優先する場合は、通常の挑発を直接使用する方が安全です。
なお、/wait 1は約1秒の待機です。公式仕様では/waitは整数のみ指定でき、1が約1秒に相当します。
シャークマクロ|タンクスイッチでは慎重に
PTリストの特定メンバーへシャークする場合、次のような書き方があります。
/target <2>
/ac シャーク <t>
/target <f>
PTリスト2番目を素早く対象にする、といった用途では便利です。
ただし挑発と同様に、タンクスイッチの成否に関わる重要なアクションです。
不発した場合の影響が大きいため、
「1ボタンで楽だから」という理由だけで使用するのではなく、確実性を優先するかどうかを考えて使う
必要があります。
また、<2>が誰になるかはPTリスト設定によって変わります。
そのままコピーせず、自分のPTリストを確認してください。
インタージェクト・ロウブロウなどもマクロ化しすぎない
フォーカスターゲットや特定対象へインタージェクトを実行するマクロも作成できます。
ただし、敵の詠唱を止めなければならない場面では、不発そのものがギミック失敗につながる場合があります。
マクロ化できるアクションをすべてマクロ化する必要はありません。
決められたタイミングで確実に発動したいものは、通常アクションを直接使用する方が安全です。
無敵技の通知マクロも慎重に
インビンシブル、ホルムギャング、リビングデッド、ボーライドなどをPT通知と合わせる方法もあります。
例:
/micon ホルムギャング
/ac ホルムギャング <me>
/p ホルムギャングを使用しました
PTへ使用状況を伝えられるメリットはあります。
一方で無敵技は、
決められた瞬間に確実に発動したいアクション
でもあります。
そのため、通知を付けたいからといってアクションそのものまでマクロ化するかは慎重に判断した方がいいでしょう。
固定活動でも使える蘇生優先順位マクロ
蘇生マクロには、単純にPTリストを上から順番に確認するだけではなく、蘇生したい順番そのものを決めておく使い方があります。
例:
/merror off
/ac 迅速魔
/ac レイズ <t>
/ac レイズ <4>
/ac レイズ <8>
/ac レイズ <2>
/ac レイズ <3>
/ac レイズ <5>
/ac レイズ <6>
/ac レイズ <7>
/micon レイズ
この例では、
- 現在ターゲットしている対象
- PTリスト4番
- PTリスト8番
- その他のメンバー
という順番で蘇生を試します。
固定PTなら蘇生優先順位に合わせて変更できる
たとえば固定活動で、
赤魔道士 → 相方ヒーラー → その他
という蘇生優先順位を決めている場合、
赤魔道士を<4>、相方ヒーラーを<8>になるようPTリストを整理して、
/ac レイズ <4>
/ac レイズ <8>
を先に置くといった使い方ができます。
重要なのは、<4>や<8>という数字そのものに意味があるわけではないことです。
PTリストの並び順は設定やPT構成によって変わります。
自分たちの蘇生ルールに合わせて、PTリストとマクロ内の順番を調整してください。
<t>を最初に入れる理由
/ac レイズ <t>
を先に置いておけば、自分で蘇生対象を明示的にターゲットしている場合、その対象を最優先できます。
状況によって予定された蘇生順とは違う人を先に起こしたい場合にも対応できます。
/merror offとは?
/merror off
は、マクロ実行中のエラー表示を一時的に非表示にするコマンドです。
複数の対象候補へ順番にアクションを試すマクロでは、使用条件を満たさない行が含まれるため、エラー表示を抑える用途で使えます。
マクロ終了後は通常の表示状態へ戻ります。
迅速魔とレイズが確実に発動したかは必ず確認する
このマクロも、通常アクションの先行入力と同じ動きをするわけではありません。
「1回押せば迅速魔→レイズが必ず成功する」マクロではないので注意してください。
迅速魔が発動したか、レイズが実際に詠唱・実行されたかは画面上で確認する必要があります。
蘇生をPTチャットで通知する必要はある?
蘇生対象をPTチャットへ知らせるマクロもありますが、必須ではありません。
「誰を蘇生するのか分かりやすい」というメリットがある一方で、蘇生される側からすると死亡したことをわざわざPTチャットで通知されているように感じる場合もあります。
固定PTならVCや事前に決めた蘇生ルールだけで十分なこともあります。
通知が必要なPTだけ追加する程度でいいでしょう。
絶・零式で使う小技|レンジLBの向きを調整するマクロ
絶・零式では、レンジLBを決められた方向へ撃ちたい場面があります。
そのときに使われることがあるのが次のマクロです。
/mlock
/autofacetarget off
/ac リミットブレイク
/autofacetarget on
/macroicon リミットブレイク
各コマンドの意味
/mlock
この行以降、マクロ終了まで別のマクロが実行されるのを防ぎます。
このマクロでは、
/autofacetarget off
から
/autofacetarget on
までの処理へ別マクロが割り込むのを防ぐ目的で使用しています。
/autofacetarget off
キャラクターコンフィグの「アクション実行時にフェイスターゲットを実行する」を一時的に無効化します。
/ac リミットブレイク
リミットブレイクを実行します。
/autofacetarget on
一時的にOFFにしたフェイスターゲット設定を再びONにします。
/macroicon リミットブレイク
マクロアイコンをリミットブレイクに設定します。
なお、/mlockはキャラクターの向きをロックするコマンドではありません。
向きを自動的にターゲットへ合わせないようにしているのは/autofacetarget offです。
/autofacetargetはPatch 7.55の公式データベースにも現行コマンドとして掲載されています。
高難度本番で初めて使わず、事前に挙動を確認しておくのがおすすめです。
キャスターLBを自分中心に指定するマクロ
キャスターLBの位置指定を補助する方法として、
/ac リミットブレイク <me>
という使い方があります。
絶・零式では、ギミック処理の都合で決められた位置へLBを置きたい場面があります。
通常の位置指定より操作を簡略化できる場合があるため、攻略内容に応じて使い分けられます。
こちらも高難度本番へ持ち込む前に、実際の挙動を確認してください。
同じアクションを何行も書けば先行入力になる?
次のように同じアクションを複数行書くマクロがあります。
/ac アクション名 <t>
/ac アクション名 <t>
/ac アクション名 <t>
/ac アクション名 <t>
実行可能なタイミングを拾いやすくするために使われる方法ですが、
通常アクションの先行入力と同じ仕組みになるわけではありません。
「同じ行を増やせば不発問題を解消できる」と考えないようにしてください。
特に、挑発・シャーク・無敵技など、PTの存続に関わるアクションでは確実性を優先した方が安全です。
マクロ同士は割り込みにも注意
マクロ実行中に別のマクロを使用すると、先に動いていたマクロの処理が途中で終わる場合があります。
そのため、
- 長い
/waitを使う - 複数アクションを順番に実行する
- 戦闘中に複数のマクロを頻繁に使う
といった使い方では注意が必要です。
マクロは、
一つのボタンに処理を詰め込むほど便利になる
わけではありません。
必要な処理だけに絞った方が、動作を把握しやすくなります。
FF14マクロは「何をマクロ化しないか」も重要
FF14のマクロには非常に便利な使い方があります。
特に、
- 挨拶・定型文
- フォーカスターゲット
- ターゲット操作
gtoff- 蘇生優先順位
- 絶・零式でのレンジ・キャスターLB補助
などは、自分のプレイスタイルに合えば操作を簡略化できます。
一方、
- 挑発
- シャーク
- 無敵技
- 妨害アクション
などは、失敗したときの影響が大きいアクションです。
マクロを作るときは、
「作れるか」ではなく「マクロにするメリットが不発リスクを上回るか」
まで考えることが大切です。
マクロを置くボタンが足りないなら多ボタンマウスも選択肢
FF14でスキルやマクロを増やしていくと、
「ホットバーには置けるけど、押しやすいキーが足りない」
という問題も出てきます。
キーボード&マウスでプレイする場合、多ボタンマウスを使うことでスキル・ターゲット操作・マクロなどを親指側へまとめやすくなります。
特にLogicool G600/G600tはFF14で使われてきた多ボタンマウスですが、現在は入手しにくくなっています。
G600から乗り換えられるマウスを探している場合はこちらで比較しています。
→ ロジクールG600tが廃盤!FF14で使える代替マウスをG600難民目線で比較
マクロそのものだけでなく、操作デバイス側を見直すのも一つの方法です。
FF14とStream Deckについて
FF14でマクロやショートカットを増やしていくと、
マウスとは別の専用ボタンへまとめたい
という使い方も考えられます。
Elgato Stream Deckを使えば、FF14のマクロだけでなく、Discord・録画・音量操作なども見えるボタンにまとめやすくなります。
また、各キーに表示を設定できるため、操作性だけでなくデスク映えを重視したい人とも相性がいいデバイスです。
FF14での使い方や、Mini・Neo・MK.2・Stream Deck + の選び方、多ボタンマウスとの使い分けはこちらで詳しく紹介しています。
→ [FF14でStream Deckが便利&映えすぎた!おすすめの使い方と選び方]
この記事ではFF14内で使用するマクロそのものを中心に解説しています。
まとめ|便利マクロほど使いどころを選ぼう
FF14のマクロは、使いどころを選べば非常に便利です。
特に、
- 定型文
- フォーカスターゲット
gtoff- 蘇生優先順位
- レンジ・キャスターLBの操作補助
などは、プレイ環境に合わせて活用できます。
ただし、戦闘アクションでは通常アクションとの入力特性の違いを忘れないようにしてください。
特に挑発・シャーク・無敵技など、不発するとPT全体に影響するアクションは慎重に扱う必要があります。
確実に押したいものは通常アクション。
マクロだから便利になるものだけマクロ化する。
この使い分けを基本にして、実際のコンテンツへ持ち込む前に挙動を確認しておくと安全です。



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